今日はIndependence Day。学校は休みである。今日はアメリカ中のあちこちで花火が見られるそうな。先ほどから花火の音だけは聞こえるのだが、肝心の花火は私の部屋からは見えない。3年前の7月3日、アナハイムの球場で、そして7月4日にTemeculaで花火を見た。確かにきれいだが、花火慣れしている私たち日本人の目から見ると、それほど大した花火ではない。東京近郊で毎週のように行われる花火大会の方が立派な花火がたくさん見られると思う。
隣の市の花火大会に誘われたのだが、10ドルもかかるので遠慮した。友人曰く、DisneylandやAnaheimの花火の方が、地方の町の花火よりもきれいだとのこと。そういうことなら、10ドルなんて勿体なくて花火に使えない。
今日は久しぶりに具合の悪くない休日で、朝からのんびりと過ごした。とは言っても、志望大学の調査で一日がほぼ終わってしまった。そのメジャーで何が学べるのか授業を調べ、そのメジャーに願書を出すためには何のクラスを取らなくてはいけないかを調べ、そしてなるべく志望大学全部をカバーできる授業は何かを調べていたのだ。そのためには秋からの授業をどういう順で取っていけばいいか、スケジュールなどを決めていたのである。
昨年志望校を変えたり、メジャーを決めかねていたり、そしてグリーンカード取得により選択肢が増えたことにより、取らなければならない科目が大きく変わってしまった。今となっては無駄になってしまった授業、取らなくてよかった授業などがある。(しかもそのいらない科目が私のGPAを下げている。)あぁ、もったいない。はじめはお金の問題によりCAL State Universityを目指し、その後は地元のUCの大学に行こうと思っていたのだがあまり評判がよくないので変更することにした。その結果、余分なクラスを取ってしまったのである。
そしてこれからは秋学期、冬セッション、春学期で40単位取らなければならないことに気が付いた。(気が付くのが遅すぎ…。)しかも第一志望校はちょっと変わった組み合わせなので、他の学校にあまり応用が利かない。第二志望校も同様だ。そして第二志望校、第三志望校は必須の数学がどうあがいても間に合わない。
現在MAT-35とMAT-53を取っているので、この後第一志望校への数学のRequirementsは3段階。(順番でないと取れない。)
MAT-36 (秋) + MAT-12
↓
MAT-10 (冬)
↓
MAT-1A (春)
↓
MAT-1B。(トランスファーに間に合わず。)
大抵どの大学も春学期までに授業を終わらせないといけないことになっているため、どうしてもMAT-1Aまでしかたどり着けない。夏までの授業をトランスファーできるのなら、どうにかMAT-1Bも取れるのだが…。今更仕方がないので、志望校へ直接問い合わせてみなければならない。条件付の入学許可ということもあり得るからだ。
しかし第一志望校は公立のトップ大学。要件を満たしても、合格できない可能性がある。そして第二、第三志望校もそれなりの有名大学である。条件をクリアしないで願書提出ということになると、合格の可能性はかなり下がると思われる。そう考えると、下手をすると行ける大学がなくなる可能性が…?それならばメジャーを変えればいいのかもしれないのだが、興味がないことを勉強するお金と時間の余裕はない。あー、たかが数学1科目のために…。
もっと早くから数学を始めなかった自分が悪いのだが、志望校とメジャーによりこれほど数学のPrerequisitesが増えるとは思っていなかった。コミカレから4年制大学へトランスファーしようと考えている方は、本当に私のような失敗はしないでください。
しておけばよかったと思ったことは4つ。私のようにならないために、トランスファー希望の方は、以下のことを必ずしてください。
1.志望校はできるだけ早く決めること。(当たり前と言えば当たり前です。)
2.順番でないと取れない科目、数学、英語などは入学直後からすぐに取り始めること。
3.メジャーが決まっていない場合は、一般教養の必須科目からまず取っていくこと。(私のように最初に決めた志望大学での必須科目を先に取ってしまうと、後で志望校を変えたときに不要になる場合があります。)
4.カウンセラーと最初の学期から頻繁に会って、常にいろいろな情報を仕入れておくこと。
今考えると当たり前のことばかりなのだが、私は志望校により大きくPrerequisitesが変わるということをあまり考慮していなかった。メジャーが同じでも、大学により必須科目は変わってしまうことに早く気付くべきだった。こういう情報はもっと早くからカウンセラーに会うなりして、情報をもらっておくべきだった。自分で調べただけでは不十分。何せ仕組みの違う外国でのことだし、きちんと人に聞くのが一番だ。
上記のことをしなかった私は、最後に間に合わない科目があったり、今後急にハードスケジュールをこなすことになった。ふぅー。
ま、怠けた先学期に渇を入れるという意味で新たなチャレンジだな。