絶対話せる!英会話

授業登録と教授選び。(Part 2) つづき。

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段々と選ぶ科目が絞られてくると、そしてトランスファーが近づきGPAも気になってくると、教授の評判も気になるようになってきた。教授もかなり人間のできていない人がいるらしい。ENG系では、自分と違う生徒の意見(エッセイ)には無条件で悪い成績をつける教授もいるとのこと。それはENGの採点というよりは、個人の考え方の押し付けによる採点だという気もするが、それが自分の教授だったら大変だ。私はきっと自分の考えを曲げないだろうし、イヤな思いだけをしそうな気がする。

何でも友人が取ったその教授は、逆らったアメリカ人の女の子を学校から追い出してしまったとのこと。真相は当事者同士しか分からないが、plagiarismの汚名を着せられたらしい。友人はそのアメリカ人の女の子は、English専攻で真剣にやっているようだったし、そういうことはしていないのではないか、と言っていた。おまけにその教授は、その彼女の家へ電話し、「あんたの将来もこれで終わりね。」というひどい暴言を吐いたそう。聞いた話に過ぎないが、感情のコントロールができない、自分と違う意見は受け入れられない、目がよく見えない本当におばあさん教授らしい。それにしてもそんなに人格のなっていない、そして自分の自己満足のためだけに、人の人生を踏みにじる人が教授でいいものだろうか。もしその学生がplagiarismをしていたとしても、わざわざその彼女の家へ電話して「何をしても無駄よ。あんたの将来も終わりね。」と言う行為は、その彼女のしたことを罰したのではなく、彼女そのものを陥れたかったとしか思えない。こういう教授にあたっていたら、私も同じ道をたどることになったかもしれない。こういう人格がなっていない人には、私は本当にどう対処していいのか分からないからだ。

自分の意見を述べなければならない授業の場合は、やはりリベラルな教授のクラスを取るのが一番だと思う。もちろんそれはその人と接するまで分からないのだが。今までは行き当たりばったりでも、いい教授ばかりだったのは、たまたま運がよかったらしい。私はこのコミカレの教授の質はかなりいいと思っている。少なくても私が大昔に通っていた県立高校の先生よりは遥かにまともな先生ばかりだ。

教授のついての情報はありすぎると困るし、かと言って知らなすぎて変な教授(前述したような)にあたってしまうと困ることもあるだろう。ラクに「A」だけを取りたい人にとっては、教授の情報収集は必須だろう。楽勝と評判の教授ばかり取れば、成績をある程度キープするのは簡単だからだ。しかしそれは自分の適応能力を下げることにつながるのではないか、と私は思う。

全く教授がどのような人であるか知らないで授業に臨むと、自分なりにどのようにその教授に対して接していくべきか、教授が何を私たちに求めているか、どのように授業や試験に対応していくべきかを察知する能力が、研ぎ澄まされることになる。日本人がクラスで一人の場合、ますます手探り状態で、自分なりの授業の対応方法を見つけ出さなければならない。はじめは分からないことは教授やクラスメートに聞きまくることになるだろうし、それが教授やクラスメートとの新しい関係へとつながっていくものだ。クラスの中での自分の位置を、教授とクラスメートに認知させると、その後は授業がラクになっていく。私しかない日本人なりの意見を述べたり、自分が有益な情報を提供したり、真面目な学生であることを示していると、彼らは丁寧に質問に答えてくれたり、逆に質問されたりするようになってくるものだ。

こういう教授への対応能力は、下準備が全くないからこそ身につくものだと思う。あらかじめこの教授にはこう接すれば大丈夫という情報があると、その通りに行動するだけになり、自分なりの教授との関係が築きにくくなる。こう考えると、行き当たりばったりの教授選択は、今までのところ、私にはとても上手く作用してきたように思う。

今度は初めて人からの情報を元に教授を選んでみたが、これが吉と出るかどうか。学期の終わりには分かるだろう。

それにしても5科目(17単位)は実は初めて。しかも2つの仕事を掛け持ち。これでどこまで成績が保てるかどうか。しかしやりがいがありそうな16週間だけに、ちょっとわくわくしている。不完全燃焼だったこの1年にようやくピリオドが打てそうだ。

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