今日はターキーの次の日のセールで買った物が次々に届いた。ミニノートPC、カメラ、マウス、嬉しくって早速開けたのだが、とりあえず動くことだけ確認して勉強に戻った。というのもここ数日、それほど勉強に身が入らなかったからだ。
ここ数日は過去問題を見て(教授は去年の問題をくれる)、黙々と一通りスライドを読んだのだが、何せ10週間分全てが範囲で、どうしてこんな細かい数字まで出すの?というテスト問題が試験にはあったりするので、1000枚以上あると思われるスライドを一つ一つ一応見直してみたのである。しかし細かい数字はとても覚えきれない。なので過去問題を見て、パターンを探していて、似たようなものは覚えるようにした。(が、まだまだ終わっていない。)
私、midtermは一応それなりに勉強していったにも関わらず、80点しか取れなかったのだ。そしてこれはクラスのちょうど平均点だった。(しかし実は教授はまだ教わっていない範囲をmidtermに混ぜていたため、平均点が低かったのだと思う。)このmidtermの点数は、finalがmidtermの点数よりも悪かった場合のみ、総合グレードの30%を占めることになっている。私の場合、80点なんて全く助けにならない点数なので、明日のファイナル試験だけでこのクラスの全部の成績が決まることになると思う。
この授業の内容は、私が今までに取った授業の中でも、かなりお気に入りのクラスだ。なぜならほとんどの授業をいろいろな専門の教授達が来て教えてくれたからだ。そういう点で、この授業の質はかなり高い。何せ皆専門分野のトップたちばかりである。ちなみにこの授業の担当となっていて、実際4回ほど授業を教えた教授は、エイズ研究での第一人者の一人だそうだ。私はこの教授が大変お気に入り。いろいろとそれぞれの教授の持ち味は違うが、この教授は私のツボに入った。
教授は「未だに途上国は先進国に搾取された結果、貧困に喘いでいる。自分はそういう人たちに、責任を負っていると思う。」と言っていた。うんうん、と大きくうなづく私。Public Healthの教授たちは、はっきり言ってかなりアツイ人たちが多い。授業を聞いていても、皆使命感に燃えているのが、そして一人でも多くの生徒にこの分野へ来て欲しい、行動を起こして欲しいというのが、ひしひしと伝わってくる。この人たちは、そういう理由があるから教授になったのだろうな、と思う。そういう教授たちの中にあって、一番パワーがあるのが(と私が思っている)、明日テストのクラスの教授である。70歳はとうに越えていると思われる細い体なのだが、人一倍声は大きい。話し方も上手で、よく笑いも取る。またぜひこの教授の授業を取りたいものである。
ただテストは今ひとつである。しかし今回のクラスはイントロのクラスのため、範囲が多すぎて、テストが全てやけに細かい4択問題となってしまうのは、仕方がないことか。記述にしたら、ほとんどの生徒が覚えきれないだろう。それくらい範囲が広いのだ。このクラスの内容は面白かったので、冬休みにでも少しずつ書いてみようと思っている。
最後の授業では、どのクラスも教授を無記名で評価することになっている。私は教授の評価シートのコメント欄に、「また授業を取りたいので、長生きしてください。」と書いた。しかしあれくらい元気なら、まだ20年くらいは大丈夫かもしれない。
さ、気分転換を終えて、テスト勉強に戻ることにしよう。