私が英語で会話ができるきっかけになった
「映画なりきり音読」の
実際のやり方について、
今日は書いてみます。
◆映画のワンシーンの選び方
音読は、私はある程度の英語力のある方へは
映画をお勧めします。
ある程度の英語力とは、
TOEIC800点くらいあるといいです。
なぜかと言うと、
映画のセリフが読んでわかるくらいの文法力や
語彙力がないと、このやり方は進まないからです。
読んでもわからないものは、聞いてもわかりません。
ですので、セリフが読んで理解できる
英語力がないと難しいですね。
もし今、そこまで達していない方は、
こちらの記事へ進んでください。
別の音読方法について解説しています。
さて映画をオススメする理由は、以下の通りです。
● DVDを手に入れれば、英語のスクリプト、
日本語訳が手に入る。
● ドラマと違って、セリフに無駄がない。
2時間で終わらせないとならないので、
とても絞り込まれた、よいセリフが多い。
そしてドラマと違って、どのエピソードをやろうか
悩まなくていい。
● 映像があると感情移入がしやすい。
好きなシーンが選べる。
非日常的なものはセリフが少し特殊になりやすいので、
普通の生活の延長のようなものを選んでください。
そして感情的でセリフが聞き取りにくいシーンや、
戦闘シーンなどの音がうるさいシーンや、
専門用語ばかりを使うものは、避けてください。
自分に関係がありそうで、
普通に日常生活でありそうな場面が多いものを選びます。
◆まずはディクテーションから
どれくらい自分が聞き取れないのか、
まずはディクテーションをしてみましょう。
先日の「英語の音を正しく認識する訓練法」を参照にしてください。
ディクテーションをして、これ以上聞き取れないところまで
頑張ってみたら、スクリプトを見てみます。
ここでわからない単語があったら、
意味を調べておきます。
セリフの意味は、ここで理解しておきましょう。
◆スクリプトを書き出す
(1) WORDなどで文書を入力します。
(もちろん手書きでもよいですが)
ダブルスペースで入力した時に、
セリフ全部でA4の紙 2 枚程度が、ちょうどいい量です。
恐らく3分ほどのセリフになります。
(2) スクリプトの下に、すべての単語の発音記号を書き込みます。
発音記号は辞書に出ています。
私は、母音は赤で、子音は青と、色分けもしました。
以上が下準備です。
映画の場合は、お気に入りのワンシーンの教材を
手作りすることをお勧めします。
自分で教材を作りますと、やる気も持続するので、
自然と続けられるようになります。
これで、下準備は終わりです。
どうやってやっていくのかについて、
続きは こちらをクリックしてください。
(1) 日本人が英語を話せるようになる方法。
(2)「映画なりきり音読」の下準備。(↑ この記事です。)
(3) 英語の音を正しく認識する訓練法。
(4) 究極の英語マスター方法「映画なりきり音読」
(5)「映画なりきり音読」で、英語を話せる人になる。