絶対話せる!英会話

海外のATM の手数料はいくら?

この記事は4分で読めます

今日は日本の銀行のカードを、
海外のATM で使う手順を説明します。
私が実際に下ろした時の映像をお見せして、
ATM の英語を解説してみようと思います。

そして全部で手数料はいくらだったのか?
実際の取引明細をお見せしながら、説明します。

まず使ったのはですね、このカード。
東京三菱UFJ銀行のデビットカード。

 

card1-1

デビットカードは、アメリカでは日本よりも
もっと一般的に使われていると思います。
普段私が使っているのはアメリカの銀行のカードですが、
どこでも使えるので、私はアメリカに来てから、
日ごろキャッシュを全く持ち歩かなくなりました。

 

デビットカードでなくても、クレジットカードでも
ATM でお金を引き出すこともできます。

海外に行くときにお金を両替するよりも
実はクレジットカードを使った方がラクかもしれません。
ま、多少のキャッシュは持っていた方が
いいとは思いますけれど。

 

クレジットカードは、日本では使えない個人商店が多いですが、
(時々日本って本当に先進国なの?
 と思うくらいカードが使えないお店が多いですね。)
アメリカではほとんどのお店で使えます。

中国系、ベトナム系などの一部の個人商店・レストラン、
あるいは露店のマーケットのようなところでは
使えないところもありますが、カリフォルニアでは、
日常生活・観光において使えないお店は
ほとんどないと思います。

同様にデビットカードも、多くのお店で使えます。

 

ただクレジットカードは、
最低取引額があるお店もあるので(大体10ドルくらい)、
一応、多少の現金は持っていた方がいいと思います。

 

というわけで、アメリカで日本のデビットカードを使って、
アメリカのATM で現金を引き出してみました。
実際に下ろした手順を、下の動画で説明しています。

海外で初めてATM を使うときは
ドキドキすると思いますので、このビデオで
予習をしていってくださいね。^^

 

日本のATM よりも、手順は長いです。

それでは、どうぞ。
(手数料の説明は、この下にあります。)

 

ビデオで最後に言っていた手数料解説の
リンク先がこのページです。

では、実際にかかった手数料をシェアします。

下の写真が私の銀行の取引明細です。

取引は2回行いました。
1回目は、上の写真のカードを使って、
窓口で下ろしてみました。
2回目は、このビデオを撮影したとき、
ATM で下ろしてみたときの詳細です。

 

取引明細

窓口と、ATM の両方でお金をおろしてみたところ、
一つわかったことがありました。

でもまずその前に、一回ごとの取引の詳細を説明します。

 

【1回目:窓口で、現金を引き出し】

・下ろした日:12/17 (カリフォルニア)
・下ろした金額:500ドル ( = 61320 円)
・手数料:108円
・為替調整:+541円

 

下ろしたときには、500ドルが61320円と計算され、
日本の銀行口座から引き落とされましたが、
その後為替調整で541円口座に戻されました。

 

ということは、実際には、
(61320 – 540)円 ÷ 500 ドル=121.558円
1ドルが121.558円で計算されました。
為替の調整などは、私に関係のないところで
行われていますから、実際にかかった手数料は、
108円だけでした。(←窓口で下ろすと、これだけ。)

 

ついでなので、銀行にどれくらい手数料が
取られているのかも、大体ですが見てみようと思います。

アメリカの12/17 ですから、日本の12/17の為替レートが
そのまま使えますね。
実際、銀行はその日の朝10時頃のレートを元に
手数料を含めた為替レートを決めるそうですが、
私は朝10時頃のレートがわからないので、
その日の終値を参考にしてみます。

 

12/17の終値は、118.64円でした。
実際に利用されたレートとは違いますが、
大雑把に言うと、2.918 円くらい
円が安く計算されていますね。
もちろん銀行が手数料を上乗せしていますから、
こういう差が出てくるわけです。

 

【2回目:ATM で、現金を引き出し】

・下ろした日:12/24(カリフォルニア)
・下ろした金額:700ドル ( = 86598 円)
・手数料:108円
手数料 (ATM) :3ドル ( = 360円)
・為替調整:528円

 

下ろしたときには、700ドルが86598円と計算され、
日本の銀行口座から引き落とされましたが、
その後為替調整で、今度は、
528円が更に口座から引き落とされました
ま、これは為替の調整なので、仕方ないですね。

 

ということで、今回の ATM の取引では、
(86598+528)円 ÷ 700ドル = 124.466円になりました。
下ろしたのは、12/24なので、また終値を見てみます。
120.48円でしたので、今度は何と3.986円も違います。

「え?」 ですね。^^;

 

去年は、11月~12月までの間に、
為替が結構動いていたので、ま、仕方がないとはいえ、
びっくりなお金の目減り感が拭えません…。(-_-;
為替のリスクはいつでもありますから、
日を選んで下ろすことも大事になってきますね。

 

ちなみにこれを書いている日の前後は、
116-117円くらいで動いているので、
円をドルに直すには、12月のクリスマス頃よりは
少しはいいかもしれません。
今回は実験をしたかったので、円安なときでしたが、
やってみました。

 

さて自分の力でどうにもならない為替損益は置いておいて、
手数料は実際には、108円しかかからないようです。
(もちろん銀行の手数料は除いた話。)

しかし ATM で下ろすと、ビデオの中でも出てきたように
3ドル余分にかかります
3ドルは360円で計算されましたので、
全部で468円にもなります!

手数料を含めた金額で、銀行に計算された上に
この手数料がかかると思うと、高いですねぇ。

ということはですね、
ATM ではなく、銀行の窓口に並んで下ろした方が、
3ドルの節約になるということですね。^^
いやー、実験してみるまで知りませんでした。

 

ちなみに私は同じころ(12/14と12/27)に、
日本のクレジットカード(SAISON) を
アメリカの買物で使用してみたデータもあります。

12/14の使用には、12/15の為替レートが使用され、
121.2122円、
そして12/27の使用には、12/28の為替が使用され、
122.498円でした。

12/14(クレジットカード利用):121.2122円
12/17(デビットカード使用):121.558円
12/24(デビットカード使用):124.466円
12/27(クレジットカード利用):122.498円

 

為替の終値は、12/20 ~ 12/27の間では、
1円も動いていないので、クレジットカードを利用した方が
数字は安定していますね。

ただこれを、キャッシングするとどうなるのかは
また別の話になるかもしれません。

また日を改めて、実験してみます。

今度はクレジットカードで現金を下ろしてみたり、
別の方法も試してみようと思います。

 

窓口へ行った方が、
ATM の手数料がかからないということがわかったことが、
私にとっては大きな「へぇー」でした。

 

今度は、こういうプリペイドカードを試してみようと思います。

これは、先にお金をチャージしていって、
海外のATM で引き出す仕組みですね。

 

チャージと貯金が違うだけですが、
どれくらい手数料が違うのか、
同時にやってみると違いがわかりそうです。
この NEO Money はSAISON がやっているので、
(私が上で利用したクレジットカードと同じなので)、
両替に使われる為替は、銀行の為替よりお得かもしれません。

 

本日の記事は、お役に立ちましたか?
 アイコンのクリック と Facebookでのシェアをお願いします。

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

あわせて読みたい

  1. 教育のバックグラウンド。

    2012年11月16日10:12

  2. アメリカのいいところ。

    2014年5月13日14:39

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

これをしないとあなたは英語が話せない

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!