「よし、明日からこれをするぞ!」と決意しても、
3日坊主だったことはありませんか?
実は行動を変えなきゃ、と思うとき、
やってはいけないことがあるようなのです。
決意して行動すると誓ったがゆえに、
やることが却って裏目に出てしまうとのことです。
新年なので、きっと新年の誓いを
する人も多いと思うので、
そういう方々に向けて
この記事をお送りしたいと思います。
決心したことは必ずやり遂げる自信がある、
そういう人はこの先を見る必要がないかもしれませんが、
それ以外の方は、ぜひ読んでみてください。
私はもっと若いときに、
こういうことを知りたかった…と思いました。
なので、もっと多くの人に読んでもらおうと思い、
日本語に訳してシェアすることにしました。
なぜこういう記事を書くかというと、
若りし日々、私は見事に三日坊主で、
何も長続きしない人だったからです。
強制力のある部活や塾は
行くことができましたが、
自分で何かをすることは、からきしダメ。
学校に入れば、どうにか続けられることもあるのですが、
とにかく中学校の頃から、宿題はぎりぎり、
高校の夏休みの宿題なんて
夏休みが開けてから、慌ててやっていました。^^;
私は自分の興味があることは、
いつまでもやっていられるのですが、
それ以外のことは決心(?)をしても、
大抵3日目には挫折。
ひどいときには、予定表を作っただけで満足して、
全く実践しないとか、それはそれは
見事なダメっぷりで、
そのまま大人になってしまいました。
会社勤めをしていましたが、
段々と歳をとるに連れて、
このままではいかん、将来どうする?と思い始め、
少しばかりの勉強を始めた20代後半。
人よりはちょっと得意だと思っていた
英語を勉強し始めました。
(英語が得意だったかも、なんて
はっきり言って
当時の大きな勘違いでしたが。)
ちびちびと毎日、
仕事が終わって帰宅後、2時間勉強。
これを1年半ほど続けて、
どうにかTOEIC が630 → 800 点になった程度でした。
私は今ではTOEIC の点数なんて、
実際の英語運営能力とは
あまり関係がないとは思っていますが、
TOEIC にも一つだけいいことはありました。
それは、勉強すれば、
点数が上がるということです。
もちろん時々停滞はしますが、
それでも勉強すると点が上がるので、
見える形で結果が出ます。
それでモチベーションが維持できました。
へぇー、勉強ってやれば成績が上がるのね、と
初めて知ったのが20代後半。
非常に残念な遅い気づきでした。^^;
ま、最終的に私の根本が
徹底的に変わったのは、留学のおかげです。
人間、追い込まれると、やらざるを得ないため、
アメリカに来た頃は、英語で必死に勉強しました。
英語を勉強するのと、
英語で勉強するのは、訳が違います。
人によっては、全然勉強をしないで
ボロボロの成績でも卒業だけすればいいと
考えていた人もいましたが、
私は一応、よい成績を取ろうと思っていたので、
留学中は勉強と仕事
(ウェイトレストと翻訳) だけの日々でした。
ま、その甲斐あって、UCLA
(University of California, Los Angeles)を
Honors (優等生)で卒業しました。
しかし実は私がこの留学生生活で得た最大のものは、
そういう成績の良さのような結果ではなく、
忙しくても時間を管理する能力と
自分を信じられる自信でした。
これは人生を生きていく上で、
私が10代、20代の頃、
最も欠けていた資質で、
それゆえに私はいつも卑屈でした。
どうせ私がやってもなー…、
そんなことばかり考えていました。
今振り返ると、そんなぼやく暇があったら、
さっさと行動して、一度でいいから
死ぬほどの努力してみなさいよ!と
昔の自分に渇を入れたいところですが、
それはできないので、その代わりに
今ここに、昔の私のような人がいたら、
声を大きくして伝えたいことがあります。
それは、
人生は、自分が行動・努力しない限り何も変わらない、
でも一度でもいいからとことん頑張ってみると、
その先に道が見えて来る、
その結果、それまでと違う毎日が送れるようになる、
ということです。
もちろん時々スーパーマンのような人はいます。
何でも簡単にできてしまう人。
そういうはじめから何でもできてしまう人や、
あるいは私の人生はこのままでいいや、と思う人は
頑張らなくてもいい別の生き方があるでしょう。
でも人生を変えたいと思うのなら、
あるいは現状に満足できていないのなら、
悶々としているより、行動して、
少しでもいいから自分に小さな自信を
与えてあげることが大事だと思います。
それがまた次の行動へとつながります。
でも実際にやろうと思った行動を
どうやって習慣づけていいのか
わからない人も多いと思います。
私のように、突然外国へ行って痛い目に遭う、
そういうことを物理的に
できない人もたくさんいるでしょう。
そこでいろいろと探していて、
見つけました、素敵な記事。
(正確に言うと、記事ではなく、
slideshare からです。
slideshare は、いろいろなスライドが
文字通り、シェア(共有)されているサイトです。)
スタンフォード大学に B.J.Fogg という教授がいます。
この教授の専門は、人のふるまいや
言動を変えるためのシステムを作ることです。
教授はそれを、
「behavior model」と呼んでいます。
つまりこの教授は、人の行動を変えるプロです。
どうやったら、人は変われるか、
実験や観察を繰り返し、
そしてその観察結果に基づいて
出来上がったのが、 「behavior design」。
このBJ Fogg 教授は、
人の行動を変えることができる影響力のおかげで、
あのFortune誌に
「知っておくべき10人の新しいグル」の
お一人として選ばれたこともあるそうです。
スライドは箇条書きで
2文ほど書かれているだけなのですが、
それでも、うんうん、と頷きどころ満載でしたので、
日本語に直して、
私の経験談を交えながら紹介してみようと思います。
タイトルは、
行動を変えるために人がやってしまう10の間違い。(意訳)
おもしろいでしょう?
行動を変えるための10ヶ条ではなくて、
人がよくやってしまう間違い10ヶ条です。^^
さてそれでは行きます。
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私がどうやって29歳から英語を勉強し直し、
今に至ったのかの勉強法については、
こちらのPDFにまとめています。
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