オフィスの中で会話していて、
とある日、ふと思いました。
「there」って、会話の中で
本当によく出てくる単語だなーと。
今日はそんなオフィスでの会話例を紹介します。
日本では、There は、
There is ~、There are ~、で
教わることが多かったと思いますが、
日常生活では、そういう使い方以外でも
よく使われています。
例えばこんな感じ。
◆ 例 1
うちのボスが△△について話しているときに
誰かが口を挟みました。
「△△と言えば、○○という問題も出てくるよね。」
で、うちのボスが言いました。
「We are not there yet.」
これは「まだそこにたどり着いていないから。」
という意味で、この場合は
「まだその話はしていないから。」
「その話は後で。」ということです。
この表現は、まだ目的地、最終目標にたどり着いていない
ということで使われていました。
◆ 例 2
また別の日の話。
ほぼ毎日、いろいろと問題が起きるうちの部署。
業種がら仕方がないんですけれどね。
とある日、大ボス(Big boss) と、私のボス (boss) と、
Supervisorと私で、問題について話し合っていました。
そのことについて情報を交換し合っていたとき、
Supervisorが「そう言えば、○○はどうなった?」
と、別の問題について聞きました。
で、うちのボス、
「Oh, don’t go there!」と懇願するように言いました。
直訳すると、「あー、そこへは行かないでくれ!」
つまり「その話はしないでくれ。」ということです。
Supervisorが別の問題の話を持ち出したので、
今このことで手がいっぱいだから、
他のことを思い出させないでくれよー、というニュアンスを含めて、
うちのボスがふざけて大袈裟に、
「あぁ、そんな話、持ち出さないでくれ。」と言ったわけです。^^
◆ 例 3
あとはレストランなどで、「Where is the restroom?」
(トイレはどこですか?) とお店の人に聞いたときに、
お店の人が「Over there.」と指を指しながら教えてくれたり。
「あそこです。」ということですね。
何となく、どういう風に会話の中で
there が使われているか、感じが分かりました?
基本は、あそこ、そこ、ってことです。
日本語での、あそこ、そこ、に
結構そのまま対応していると思いませんか?
こんな簡単な表現では、名詞?副詞?と考えたりすると、
頭がこんがらがってくるので、
私のオフィスの例などをそのまま音読して
覚えてしまってください。
◆「We are not there yet.」
まだ「そこへ」たどり着いてないから。
◆「Don’t go there!」
「それ」は話さないで。「そこ」へは行かないように。
◆「Over there.」
「あそこ」だよ。
自分が使うときの状況を覚えながら、
音読して覚えてしまってください。
毎日音読していると、
いざというとき、そのまま出てくるようになるので
今日もしっかり音読してください。
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