今日は時々聞く
我が家のネイティブキッドの
英語表現を紹介しようと思います。
友達同士などの会話で
とてもよく出て来る言い方です。
しかもたった二語で、
とってもネイティブスピーカーっぽい表現です。^^
「Do you ~?」 の返事がいつも
「Yes.」 になってしまう人、必見です。
まず状況説明からしますね。
我が家のネイティブキッドは、
アメリカの小学5年生。
1学期の終わりころから、
クラスメートとプレイステーション4で、
いろいろと友達数人で
グループでゲームをするようになりました。
と言ってももちろん家に来て遊ぶわけではなく、
今の時代は、アメリカの子供は
ネットでつながってオンラインゲームで遊びます。
ヘッドセットも自分で貯めたお金で買って、
毎日クラスメートと一緒に大声を出して遊んでいます。
で、最近ゲームで
よく遊んでいる仲の良い男の子がいて、
名前をリーバイくんと言います。
去年まで出てこなかった名前なので、
転校生?と聞いたら、そうだと言っていました。
そこで私が、
「へぇ、どういうきっかけで
一緒に遊ぶようになったの?」 と聞いたら、
そのいきさつを話してくれました。
その中で出てきた英語表現です。
「たまたまね、グループワークで一緒になったんだ。
で、ゲームする?って聞かれたから、
するよ、って答えたんだ。そしたら、
Minecraft (ゲーム名) 好き?って聞かれたんだよ。」
「だからね、こう言ったんだ。
【好きじゃない人いるわけ?】 って。
そうしたら、僕も好きだから
一緒にやろうっていう話になったんだ。」
とのことでした。
この会話の中の
「好きじゃない人いるわけ?」 が、
なかなか使い道のある言い方なので、
紹介することにしました。
我が家のネイティブキッドが言ったのは、こうです。
★ Who doesn’t?
簡単な二言ですね。^^
これをきちんと文章にすると、こうなります。
★ Who doesn’t like Minecraft?
直訳すると、
「誰がマインクラフトを好きじゃないの?」 ですが、
普通はこんな風に長くは言いません。
と言いますのも、
これは一種の相槌みたいなもので、
反語表現で強調するときに使われる表現だからです。
テンポよく相槌みたいな返事はしたいですよね?
ですから英語も、こういう風にたった二語で返します。
リーバイ君に聞かれたのは、もちろんこうです。
★ Do you like Minecraft?
これに対する我が家のネイティブキッドの返事が、
★ Who doesn’t?
リーバイ君は、「Do you like ~?」 で
聞いているので、
返事はもちろん 「Yes.」 でも構わません。
でも、「うん、好きだよ。」 だけでなく、
それよりももっと
「あったりまえじゃーん。」
「好きに決まっているでしょ。」
というニュアンスを出したいなら、今日のこの表現です。
★ Who doesn’t?
「誰か好きじゃない人いるわけ?」
これは、一種の反語表現みたいになっていて、それで
「誰か好きでない人はいるのでしょうか?」
「Who doesn’t like Minecraft? 」
↓ ↓
「皆好きに決まっている。」
「Everyone likes Minecraft.」
こういう感じに意味になります。
日本語にするときは
(試験の回答以外なら)
「好きじゃない人いるわけ?」 でも、
「みんな好きでしょ。」 でも、
「当たり前じゃん。」 でも
何でもいいと思います。
でも日本語にするとわかりますが、
日本語と同じような感覚です。
「ね、マインクラフトって好き?」
と聞かれて、
「うん、好きだよ。」 と答える代わりに、
「好きじゃない人っていないでしょ、普通。」
こういう感じで、
ちょっと強調する返事の時に使われます。
で、具体的に作り方としては、
「Do you like Minecraft?」 みたいに
肯定文で聞かれたら、
「Who doesn’t?」 と否定文にして、
否定文なら返事も逆にします。
でもいろいろと考えるより、
日本語と同じと覚えておけばいいと思います。
つまりこんな感じです。
★ Do you like Minecraft?
「ね、マインクラフトって好き?」
★ Who doesn’t?
「好きじゃない人っている?」
「普通、皆好きでしょ。」
相手の質問や言ったことに
強く同調するときに使われる表現です。
ぜひ使ってみてくださいね。
発音としては、疑問文みたいに上がり調子ではなく、
こんな感じになります。
我が家のネイティブキッドのセリフなので、
直接本人の声で録音しました。
一緒に練習してみてくださいね。
普通に言うときと、
更に大げさに言うバージョンが入っています。
「録音させて―。」 と言ったら、
感情たっぷりにやってくれました。^^
私がどうやって29歳から英語を勉強し直し、
今に至ったのかの勉強法については、
こちらのPDFにまとめています。
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