今日はとても便利で、いつでも使える表現を紹介します。
まずは、オフィスでの会話からです。
この表現ほど、どんな場面でも使えるものは
ちょっとないのではないでしょうか?
◆ 先日お客さんと、今進めているプロジェクトのことで、
ミーティングがありました。そのミーティングで話し合った結果、
私たちは、更にあることについて調べないといけなくなりました。
「またやることが増えちゃったね。」と言った私。
すると同僚は、私にこう言いました。「僕がやるよ。」
★ I’ll take care of that.
「take care of ~」で、
それを「引き受ける」「対処する」=「やるよ」という意味になります。
これは本当に便利な表現で、いろいろな場面で使えます。
◆ 昨日たまたま見ていたTVドラマ「How I Met Your Mother」
(コメディドラマ)でも出てきました。かつてカップルだった二人。
彼女は何でも自分でできる人で、
男性の助けを全く必要としない女性です。
そんな二人が過去のことを思い出していました。
・(レストランで)彼が払おうとすると、彼女が
「I’ll take care of this.」
つまり、「あ、私が引き受けるわ。」=「私が払うわよ。」
・(真夜中、二人が寝ていたところ、誰かがドアをノックしました。
ちょっと不気味です。)そこで彼が
「誰か来たんじゃないか?」と言ったところ、彼女が
「I’ll take care of that.」と言って、
銃を持って寝室から出て行きました。(笑 コメディなので。)
つまり、「私が引き受けるわ。」
=「私がドアのところを見てくるわよ。」ということです。
昔、日本で習ったときには、「世話をする、面倒を見る」
というニュアンスで覚えさせられた気がするのですが、
実際は「引き受ける」「やるよ」という意味で
使われることの方が多いと思います。
日本語で考えると、「あ、私がやっとくよ。」「私がやるよ。」
そういう感じのニュアンスの言葉ですね。
いろいろな場面で使える万能選手のような表現で、
「お役立ち度」はかなり高いです。
上の例3つから、どういう風に使われるかニュアンスは
お分かりいただけたと思います。
「私が、やっておくよ。やるよ。」という場面をイメージして、
今日も音読してくださいね。
私がどうやって英語を勉強し直し、
今に至ったのかについては、
こちらのPDFにまとめています。
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