絶対話せる!英会話

近況。

この記事は3分で読めます

最近ブログの更新頻度が減っているが、それは引越し作業にあれこれと時間がかかっているため。全てを新しく揃えないとならないほど何もない部屋なので、ペンキを塗ったり、レイアウトやら買い物やら掃除やら。そして更に大工作業にも追われているのだった。今回は単なる引越しではなく(出来上がった部屋に単に入居するのではなく)、何もないところから全てを作り上げないとならないため、引越しというよりは、大々的なリフォームをしていると言った方が正しいかもしれない。

部屋は大きなStudioタイプ(知り合いの家の離れ)。部屋の中にはオーブン付きのガス台(多分アメリカで一番典型的なガス台)と台所としてのシンクがあるが、後は何もない。普通ならシンクの上についているような食器棚も(これまたアメリカでは典型的なのだが)ないのだ。部屋の中にこれら2つが、大きなボックスのようにポツンと置かれているといったところ。ここまで何もない部屋も初めて見た。

2月に入り前の住人が出て行った後、その部屋をチェックしてみたところ、やはり床が汚い。土足なので当たり前と言えば当たり前だが、実はクリーニングが入っていないので、掃除も自分たちなのだ。部屋には厚手のビニール素材床のようなものが敷き詰められている。家の中は完全な土足禁止でないと、落ち着いた生活が送れない私なので、5時間かけてゴシゴシと磨いてみたが、やはり裸足で快適に歩く気分にはなれない状態だった。

その後いろいろ考えたのだが、やはり床にはカーペットを敷くことにした。そして室内は完全に靴は禁止にする。またシャワールーム(トイレ付き)の床もきれいではないので(磨いたがダメだった)、セメントを塗り、その上に厚手の床ビニールを敷くことにした。昨日、Home Depotで材料を買ってきたので、明日は私は一日シャワールームの床大改造の予定。部屋の方のカーペットも土曜日に見積もりと部屋の測定を予約してきた。多分床全部を新しいものにすれば、部屋の快適さは大分変わるはず。私は土足の家は絶対にダメな人なのだ。

本当は先週末に引っ越す予定にしていたのだが、カーペットのための部屋の測定が今日。カーペットを実際に敷くのは、更に1週間後になるそうで、部屋へはまだ引っ越せないことになった。

床の他には何をしてきたかと言うと、まず部屋とバスルーム全体の壁のペンキ塗り。黄色の壁があまり好きではなかったので、Premier Paintというもので、部屋の色を一度白に戻し、その上に少しだけ青みがかった白を塗った。(天井が水色だったので、青みのある白を選んだ。)あとは今持っている家具の採寸とレイアウト。アメリカは未だにインチとフィートを使っているので、最初はピンと来なかったが段々と慣れてきた。

そして買い物。先週は洗濯機と乾燥機を買ってきた。縦型に積み上げられるタイプのもので、Liquidation Saleでかなりいい物が40%OFFで手に入った。こういう買い物だけなら楽しいのだが、床をどうするか、台所をどうするか、ではかなり考えた。アメリカでは自分で家をリフォームする人が多いので、Home Depotなどに行っただけでもいろいろと選択肢が多すぎて悩むのだ。やっとカーペットにすることに決め、そしてその後安いカーペットを選んだ。

問題は台所だった。換気扇はない。(毎日料理をする私にとって、これはかなり困る。)換気扇の穴も壁にない。シンクの水道は水漏れ。食器や鍋を置く場所もない。なのでまず全てのサイズを測り、ガス代の上に換気扇を設置することにした。そしてそこからシンクの上全体を通る食器棚を壁に取り付けることにした。お金に余裕があるのなら、組み立てられている物をそのまま買ってくればよいのだが、そんな余裕はないので組み立て式の物を買うことにした。

昨日IKEAへ行き、メジャーと部屋の見取り図を片手に、あれこれ見ながら考えた。そしてやっとどうにか納得できるものを選び、棚を3つ購入してきた。更にまたHome Depotへ行き、換気扇から外までつなげるアルミのTubeとその他のパーツを買った。お店の人にどうやって何を取り付ければいいかを聞くと、かなり丁寧に教えてくれる。熱や寒さに強いテープでアルミを取り付けないとダメだとか、換気扇からつなぐ場合、蛇腹の入ったアルミではそこに油が溜まり、それがガス台の火の上に落ちると危険なので、Tubeは表面が平らな物を選ばないとならないとか、よく考えると分かることでも、初めての時には考えが至らないことなどをいろいろと教えてもらった。

更に水道の蛇口を買い、どうやって取り付ければいいか、台所の1本の水道管から洗濯機につなぐ水道を作るには何が必要か、同様に1本のガス管からキッチンと乾燥機に分けるにはどうすればいいか、どういう手順でそれらをすればいいか、などを詳しく教わってきた。

話は変わるが、アメリカのHome Depotは日本のホームセンターなどと違って、品揃えが本当に豊富で歩き回っているだけで楽しい。便器も売っているし、洗面所のシンクも売っているし、水道の蛇口、ペンキ、屋根素材、カーペット、木材、床素材、ドアなどなど家の中で必要な物は何でもありそうだ。日本ではこれらの物は業者しか買わないのだろうが、アメリカ人は何でも自分でリフォームするそうなので、一般の店でこういう物が売られている。 

明日は換気扇を購入予定。Home DepotよりもIKEAの方が安かったので、そちらで買うことにした。そうそう、アメリカのアパートは換気扇がついていないことが多い。例え換気扇自体がついていたとしても、外につながっておらず家の中にただ匂いを撒き散らすだけのファンとなっていることもしばしば。本当の意味では、換気扇とは呼べないだろう。なので、アメリカでは自分で換気扇を外につなげる仕組みを作るらしい。あるいは人を雇ってやってもらうか。

とりあえず引っ越し前の作業はまだまだ続く。
1.床カーペット敷き(これは業者の作業)
2.バスルームの床取替え
3.トイレの便座とフタを購入して、交換
4.ガス代の上に換気扇の取り付け&管を外まで通す(壁に穴をあける)
5.水道栓を二つに分けて一つを洗濯機へつなぐ
6.ガス栓を二つに分けて一つを乾燥機へつなぐ
7.乾燥機用に壁に穴をあける
8.台所のシンクの蛇口を取り替える
9.ガス代の横からシンクの上に食器棚を設置する

これらが終わったら、やっと引越しになる。これからする作業を書き出したら、何だかくらくらしてきた。しかも今の仮住まいとそのアパートの往復もしんどい。(片道1時間。渋滞にはまったらこれが3時間にもなる。)リフォームって大変だ。いくら私が細かい作業や大工仕事が好きだとは言っても、しばらくはイヤイヤやることになりそうだ。

これで電気系統も覚えたら(実はあまり詳しくない)、私は将来、「修理屋」になれそうだな。こういう作業は日本にいたら、一生経験しなかっただろうと思われることなので、人としてのたくましさを考えると、アメリカに来て多少はよかったのではないか、と思う今日この頃。

あわせて読みたい

  1. 何事?!

    2008年7月11日14:06

  2. 走り回った夜。

    2006年10月28日0:00

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

これをしないとあなたは英語が話せない

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!