絶対話せる!英会話

仕事場が変わって。

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先週から新しい職場で働き始めた。まだ仕事自体はたいしたことをしていないが、じっくりとこれからいろいろと学べるらしい。仕事場は遠くなったのだが、通勤時間は同じ。渋滞と反対方向に向かうので、ストレスは少ない。そして何と言っても心が落ち着くのは、同僚も上司も皆いい人たちだということ。人を不快にさせる変なクセのある人が全くいない。前の職場と比べると、これはまるで天国のようだ。(もちろんこれから先、まだ何があるかは分からないものの。)

ここには特に書かなかったが、前の会社の上司(日本からの駐在さん)は、どう客観的に考えても、コミュニケーション能力に問題がある人だった。私は会社などの公の場では、どんなことを言われてもほとんど感情を顔に出さないし、例え仕事と関係のないことに関して不快な発言をされても、仕事場である限り大抵のことは右から左へ流せるが、そういう人と付き合っていたのはやはりストレスが溜まっていたらしい。私の前任者の一人は1週間も持たなかったらしいし、大抵の人は3ヶ月ほどでギブアップしてしまったらしい。そして私は、その上司と働く最長期間を樹立した。(笑)

私はそのポジションにいた間、周りの人たちからいつも気の毒がられていたが、しかしモノは考えようである。こういう人と会う度(数十年の人生を振り返ってみても数回しかないが)、私はいつも神様や運命に感謝してしまう。「この人が私の父親でなくてよかった。この人が私の兄弟や身近な人でなくてよかった。」と。ま、そんなわけでそういう人の後なだけに、どんな人と働いてもありがたく思えるのに、今の職場の人たちは本当に感じのいい人ばかりなのだ。対人関係のストレスが減るのは、実はこんなにも気分が軽くなるものなのだ、ということが今回はよく分かった。

対人関係の他にも、今度の職場のいいところはまだある。それはほとんど英語しか使わないということだ。新しい私の同僚は、メキシコ人、フィリピン人、アメリカ人、そして上司は多分タイ人。日常やり取りをする人もアメリカ人とメキシコ人。前の職場では、メールのやりとりこそほとんどが英語だったが、オフィスでの会話は日本語がほとんどだった。それが一転して、英語だけになった。英語での会話に未だにいろいろと問題山積みな私に、一番必要なのはこういう環境だろう。まだ数日しか経っていないが、それでも大分英語が話しやすくなったのを感じる。私は実は日常生活も英語だけなのだが、生活の中で使う言葉はいい加減な英語でも構わないため、ある程度通じるようになると、そこからは全く向上しなかったのだ。

更に新しい仕事のいいところは、休みが多いということ。今週は木曜日と金曜日がお休み。そして年末は12月24日から1月2日までお休み。

休みが増え、給料が上がり、環境もよくなり、人にも恵まれ、こういう職場と比較すると、前の職場は一体何だったのだろう?と思う今日この頃。

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