絶対話せる!英会話

驚いたこと。

この記事は3分で読めます

日本に帰ってきて驚いたこと、いろいろ。

まずサービスがやたらいい。カードで買い物をすると、「これこれが何点のお買い上げで、こちらが合計額、消費税が付きまして、合計いくらになります。ご確認のうえ、よろしければサインをお願いします。」と言われ、あらぁ~丁寧なのね、と1人つぶやく。驚くのはその包装。髪を止める小さな洗濯ばさみのようなものを買ったら(名前が分からん)、その100円の品物を一つ一つ小さなビニール袋に入れてしかもテープでとめている。ゴミが増えるとイヤだなと思い、適当でいいですよ、と言ったところ、「あ、でも壊れてしまうと困りますから。」との返事。壊れないよ、ゴミを増やしたくないんだよ、とは思ったものの、あまりうるさく言われたくないという態度だったので、それ以上は何も言わなかった。絶対過剰包装だって。日本ってゴミの始末はきちんとするのに、増やさないほうの努力はあまりしないのだっけ?

次に驚いたのは、近所の巨大モールへ買い物に行き、お昼にイタ飯屋へ入ったときのこと。となりの分厚いトースト(13cmくらいはあった)をほぼ食べ終わったお客さんが蜂蜜をください、とお店の人に言った。するとお店の人は「ちょうどいいところで止めてください。」と言い、「ぶん、ぶん、ぶん、蜂が飛ぶ~♪」と歌い出したのだ。聞いていた父と私は、「ちょ、ちょっと何あれ?新種のサービス?」と顔を見合わせてしまった。

しばらくして私のパスタが来た。「コショウをおかけしますので、適当なところでお知らせください。」と言った。そして、「ペッパー警部♪邪魔をしないで~♪」と歌い出した。恥ずかしそうに歌っているのがおもしろかったので、一度とめて、また歌ってもらった。それにしても、何だこりゃ?というサービスで驚いた。しかも全然ありがたいサービスではないし。一体この店はどこへ向おうとしているのだろう?と首をかしげた。別に普通においしいのだから、それで勝負すればいいのに。しかも歌手並みに歌がうまいのなら話は分かるのだが、別にそういうわけでもない。

次は先週たまたま中野駅で電車を待っていたときのこと。ふと周りを見回すと、文庫本の自動販売機があった。しかも本屋のカバー付き。一つ一つベストセラーを包装して吊るして自動販売機に入れるのか。随分と手間隙がかかっている。どれくらい売れるものなのだろう。東京駅や新宿駅なら分かるが、中野駅の中央線ホーム。売り上げがとても気になってしまう。

その日の夜、電車に乗って家へ向った。すると、夜に家へ帰宅する人で地元の駅はいっぱいだった。人がうようよ。うわぁ、人が多い、こんなに人口密度が高い場所は久しぶりだな、と思う。通勤時間帯ではなかったので、通勤時間帯の人はどれくらいだったっけ?とかつての会社員時代を思い出そうとした。

平日に家にいるという、人様から見たら全く何をしているのか分からない状態の私。人と会う以外はあまり外へ出かけていないので、一般のお勤めの人とはあまり接することがない。しかも用事はほとんど地元で済ませている。地元は意外に便利である。はっきり言って私はロサンゼルスよりも便利だと思う。品揃えが豊富な大きな本屋はあるし、ショッピングモール(アメリカのモールのよう)もあるし、ユザワ屋(ビーズ、毛糸、生地などの手芸用品から文房具品、おもちゃ、下着まで品揃えが豊富)もあるし、図書館もあるし、必要なものは何でも地元で揃ってしまう。(半径5km以内の円の中で必要なもの全てが揃う。)そのためまだ都内ではまだそれほど時間を過ごしていない。

実家を出た後、10数年間吉祥寺で暮らしていたのだが(ここも便利)、このときも都心へわざわざ出て行く必要性はなかった。そして今何もなかった実家のまわりもかなり買い物に便利な地域へと変貌を遂げつつある。私が子供の頃は都内へ行かないと(と言っても私の実家から都内へはすぐだが)、お店はあまりなかったのだが、今は地元でほとんどのものが揃うようになった。この地元の開発ぶりにも毎回帰国するたびに驚く。何せ町が着々と変わってきているのだから。食べ物屋の数はLAと比較すると圧倒的に少ないが(あちらは大都市なので当たり前)、欲しい物が一箇所で手に入るという点で、なおかつ小さくコンパクトにまとまりながらも、品揃えが多い店が並ぶという点で、私の地元の方が私にはLAよりもはるかに便利だ。

それにしても実家の周りの風景はこの30年間で大きく変わってきた。20年前はあっちもこっちも田んぼだらけだったのに、今は水田なんてどこにも見当たらない。水田が消えて、駅ができて、サッカー場ができて、ショッピングモールができた。都内はあまり昔と風景は変わらないのに、私の実家の周りは1年ごとにどんどんと変わってきている。今は家の前の砂利道だったところを舗装中。また来年は更に変わっていくのだろう。

久しぶりに日本へ帰って来ると、過剰サービス、新しいサービス、再開発に驚いてしまう。あと10日、まだまだ何か新しい発見があるだろうか。

あわせて読みたい

  1. 朝から海。

    2005年9月16日0:00

  2. 気分転換のはずが。

    2008年3月25日12:45

  3. 細々とスペイン語。

    2005年11月7日0:00

  4. 事実って…。

    2005年8月13日0:00

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

これをしないとあなたは英語が話せない

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!