7月4日は、アメリカの独立記念日なので、
祭日でした。
この日は何をするかと言うと、
皆で集まって、花火をする日です。^^
アメリカでは、多分、この日しか花火をしないと思います。
(テーマパークとかは別ですけれどね。)
また打ち上げ花火もあちこちで上げられます。
でもそういう花火は個人では一応禁止されているようです。
州や市によっては、花火は全面的に禁止なところも
あるようですので、花火に対しての感覚は
アメリカ人とアジア人の間では大きく違うようです。
花火って、英語で何て言うか、知っていますか?
そう、fireworks です。
でもこれは数えられる名詞で、大抵、複数形で使われます。
さて、花火、独立記念日が近くなると、
即席で駐車場に簡易花火出店が出没します。
ハロウィーンのときに、町の至る所に
コスチューム屋ができるのと似たような感じです。
結構、アメリカ人って、お決まりのことを
皆でやるのが好きな人たちだなーと思います。
お祭りや祭日は、意外にも、皆して
似たような行動パターンをする人たちです。
ま、そういうわけで独立記念日は花火。
こんな感じで、駐車場にお店が出ます。
ね、「FIREWORKS 」って、書いてありますでしょ。
「TNT」とも書かれていますね。
これは、トリニトロトルエンというらしいです。
とてもパワフルな爆発を作るために使われるケミカルだそうです。
実は私、この言葉を我が家のネイティブキッドから学びました。
彼はゲーム「Minecraft」が大好きで、そこで覚えたようです。
私が「TNT」って何? と聞いたら、
知らないなんて信じられない、という反応をされました。^^;
映っているのは、知らない人たちです。
これは、我が家のパピさんとネイティブキッド。
「NO FUMAR」と書いてあるのがわかりますか?
これはスペイン語で、「No Smoking」のことです。
南カリフォルニアにいると、英語と一緒に
スペイン語も学べるというおまけがついてきます。^^
もちろんその人のやる気次第ですが。
でも南CAでは、どこへ行っても二か国語体制が整っています。
レストランのメニューは、英語だけかもしれませんが、
病院へ行っても、公共サービス関連施設に行っても、
カスタマーサービスへ電話しても、英語とスペイン語を
選べるようになっています。
ま、とにかくこういうところで(もちろん露店もスペイン語で対応可)
花火を買い、夜に備えます。
南CA は、今は8時近くまで外が暗くならないので、
3時頃から、ずっと飲み続けることになりました。^^;
やっと夜になって、花火。
こんな感じで、勝手に道路に置いて、
みんなドンパチします。
ま、端の方に置いてですけれどね。
でも住宅地とはいえ、道路なので、車も通ります。
そうすると、車は花火が終わるまで待ちます。
普通の日なら、警察が来てしまいそうですが、
こういう日は、車も花火が終わるのを待ってくれます。
というか、待たざるを得ないですけれどね。^^;
1年に一度のことですし、多分一番大きな
お祭りごとの日ですから、皆、気持ちも大らかです。
先ほども書きましたが、個人での打ち上げ花火は
illegal (法律や条例などで禁止されている)なようです。
でも、結構勝手に皆打ち上げています。
こんな感じで。
そのせいか、ヘリコプターも上空を飛んでいて、
取り締まってはいるみたいでした。
なのでそういう目を盗んで、ボンと一発、みたいな。^^
私たちはそういうことはせずに、ちまちまと道路に置いて花火、
そして手に持って花火です。
子供たちが9歳~12歳で、一応自分たちで火をつけたり、
片付けたりできるので、次々に花火に点火して遊んでいました。
我が家のネイティブキッドもノリノリです。
いつもは彼、毎年この時期には、国外に行っていたので、
多分、物心ついて初めての独立記念日。
なので花火で遊ぶのも初めて。
日本と違って、コンビニで花火なんて売っていませんし、
独立記念日の前以外は、花火なんて全く見かけません。
本当に日本とは感覚が違うと思います。
そして独立記念日の打ち上げ花火(市などが開催する)も
日本のそれと比べると、全くしけたものです。^^;
アメリカ人は楽しみにしていますが、
日本人の目から見ると、全然大したことないじゃん、
という花火ばかりです。
でも元々は、やっとイギリスから独立できた日ですから、
喜ぶ日なのでしょうね。
帰り道の高速道路、夜11時近くになっていましたが、
夜空を見ていると、一秒に一発以上の割合で
打ち上げ花火が上がっていました。
アメリカは夜11時以降に、うるさい音を出していると、
警察を呼ばれてしまいますが、
7月4日だけは特別なようです。
実は、私も独立記念日をアメリカで過ごすのは、
4年ぶりでした。^^
なので、それなりに楽しかったです。
でも日本の花火の方が恋しいですねー。