今日は久しぶりに学校へ行った。とは行っても、たった一週間行かなかっただけなのだが、何だか気分はずっと夏休みだったようだ。今日学校へ行ったのは、Parking Permitをもらうためと、テキストを1冊購入するためだった。
さてまず学校では、1ドルで20分の駐車チケットを買い、Parking Officeへ一番近い駐車場へ車を停めた。そしてParking Officeへ行ったところ、私の学生証カードはSuspendされていると言う。「失くした?」と言われたので、「失くしたことはないし、何もしていないので、急にそういう状態になるのはおかしい。」と主張したのだが、駐車場だけを取り扱っている事務所では、カードが使えないとどうすることもできないらしい。Parking Permitもこの学生証カードが使えないと渡せないらしいのだ。
「1ドル払ってそこの駐車場に停めたのに、私は何もしていないのに、もっと駐車場代がかかることになってカードオフィスまで行くなんて許せない。20分を越えてしまうじゃない。」と言ったところ、「一ドルの20分だけではなくて、9ドル払って一日券を買えば、後でここで払い戻しができるわよ。」と教えられた。(心の声、早くそれ教えて欲しかった。)とにかく来週の月曜日から必要なParking Permit、絶対に今日中に手に入れたかったので(学校は第一週は何をするのも行列覚悟なので、わざわざ今日学校へ行ったのだ。)、言われたとおりに一日券を購入し、カードオフィスへと向かった。
カードを取り扱っているオフィスへ行ったところ、「Suspensionがかかっているわね。失くした?」とまた聞かれる。「失くしていないし、何もしていないし、何でこんなことになるのか説明してください。」とちょっとキツメに言ってみたのだが、「うーん、きっと誰かが間違えて入力しちゃったのよ。」とか言う。「誰か他の人の番号とのタイプミスってこと?」と聞いたら、「多分そうだと思う。」と言われた。もちろんここはアメリカ。例え同じ事務所の人が間違ったって、謝罪の言葉なんて有りはしない。この暑い中、日傘も忘れ、日焼け止めも今日に限って塗っておらず、走り回った私のこの労力と日焼けしてしまった時間を返してほしい、全く。
Parking officeへ戻り、受け付けの子にどうやって払い戻しをするのか聞いたところ、「一度Parking Permitを受け取って、その指定された駐車場へ車を止めなおして、購入した一日券(車の窓に貼り付けておくことになっている)を持ってまたこの事務所へ戻ってきて。」と言うのだ。ちょっとそんな面倒なことまたするの?こんなに走り回されて、しかも私のミスでもないのに、これ以上余計なことをしなくてはいけないわけ?とここまで来ると、少し怒りたくなった。ま、ここはアメリカ、普通に仕事ができる人がいると最初から期待してはいけない、ここは人材に関しては発展途上国なのだから、とまた自分に言い聞かせる。
その後Parking Officeで最初に私に対応してくれた女性からParking permitを受け取り、どうやって払い戻しをするのか、もう一度確認してみた。すると彼女は「一日券を買ったの?」と聞いてきた。「買った。」と答えたところ、「じゃ、今フォームを書いてあげるから、待っててね。」と言われ、私が一日券を見せることもなく払い戻しの書式をくれた。うーん、何でも人を変えて言ってみるものだ。(ここら辺はアメリカのいいところ。)とにかくそのもらった紙のおかげで、再度駐車場へ戻り、別の駐車場へ停め直し、またParking Officeへ戻るということはしなくて済んだ。
それにしても本当に人のカードを勝手に使用停止にしないでいただきたい。そう言えばよくSocial Security Numberも間違えられて、勝手にCredit Historyが知らないところで書き込まれていると聞く。以前教授から1年に1度くらいは有料だが、自分のCredit Historyが間違っていないか確認した方がいいと聞いた。しかし何でそれを消費者の方がそうしないとならないのだか。Credit Historyに書き込みをするのは、どこかのクレジット会社だろう。(銀行もか?)間違った方がお金を負担こそすれ、何で消費者の方がお金を支払って確認しないとならないのだか。それなら間違いがはっきりした時点で、その間違った情報を入力した会社にペナルティを課すなどの措置をしたらどうなのか。そうすればペナルティを恐れ、会社(その会社の従業員)の間違いも減るだろう。何せアメリカ人は本当に確認をしない人たちなのだ。一度入力したら、そのままということを私は何度ということなく、この目で見て来た。間違った本人が罰せられずに、間違われた方が損をするなんて、かなり変な仕組みだ。
ま、私の今日の間違いによる学生証カードの使用停止は大した問題ではなかったが、それでも時間を無駄にさせられた。もしこれがSocial Security Numberを伴うCredit Historyだと思うと、相当修正するのに時間がかかるだろう。間違いだらけの、いい加減なアメリカ人の仕事ぶり(何度も言うが、この人たちは確認をするということを知らない人たちである)、本当にいつもイライラさせられる。頼むからもう少ししっかりと仕事をしてほしい。