今日はツィッターで質問がきたので、
 ここで回答をしようと思います。
オフィスのアメリカ人にも聞いてみました。
質問はこうでした。
 「質問です!! He will be back soon.と
 He will come back soon って何が違いますか?
 問題で、間違えたんですけど、
 違いが分からなくて納得いかないんです(´・c_・`)」
これを見たときの私の反応。
 一緒だよなー。
 でも何か違うかなー?
 何となく I will be back soon. の方がよく聞くかな?
 そして何となく I will be back soon. の方が、
 「すぐ戻ってくるから。」って普段使うし、
 戻ってくるまでの時間が短いような気がする…。
で、会社にいるもう一人の英語と日本語
 バイリンガル同僚に聞いてみました。
 すると彼女の答えも、まずはじめは「一緒じゃない?」^^
 そしてちょっと考えて、
 「でも何となく I will be back soon. の方が
 期間が短い感じがする。
 I will come back soon. って、留学していた人が
 その国を去る時に、友達とかに向かって、
 またすぐに戻って来るから、とかで使いそう。」
「あー、そうかも。距離感もあるかも。
 例えばカップルのどっちかが海外へ行っていて、
 もうすぐ帰るから、というときに、
 I will come back soon. って言いそう。
 でもそういうときに、I will be back soon. って
 言わないような。」と私。
「じゃ、今度はアンジェラ(アメリカ生まれのアメリカ人)に
 聞いてみようっと。」と言う私に、日本人同僚が一言。
 「でもネイティブの方が、こういうことって、
 よく分からないかもよ。」と。
でも一応、聞いてみました。
で、彼女の即座の反応。「Same!」^^
 3人とも、最初の反応は同じってとこが笑えますね。
 私が「本当に全く何の違いもない?」と聞くと、
 「同じよ。違いは何もない。」
 更に聞く私。
 「ニュアンスの違いとか、場面の違いもない?」
 「ない!」
彼女はでもこう続けました。
 「でも普通は、 I will be back soon.を使うのがほとんど。
 I will come back soon.ってあまり言わない。」
ここで日本人二人の感覚が正しいかどうか、質問をする私。
 「例えば、海外に出張とかに行っている人がいて、
 その国から、電話やメールを送るときって、
 I will come back soon. って言わない?
 そのときって、I will be back soon. って言わないんじゃない?」
するとアンジェラはこう言いました。
 「You know what?  You’re right.
 確かにそのときは、I will come back soon. だわ。」
 「じゃ、違いあるじゃない。」と言う私。
 「いやー、気が付かなった。」とアンジェラ。
私の同僚の推測 (guess) は正しかった。^^
ネイティブスピーカーは、こういうことに気が付かない。
こういう微妙な違いに、すぐに答えられるのは、
 ネイティブでも、英語の先生とか
 言葉に敏感な職業の人たちかな、と思います。
 彼女も最初は「違いはない。同じ。」って
 言い張っていましたから。
更に続ける私。 「さっきね、XXX(日本人同僚)と話していて、
 何となく時間が短いというか、距離も遠くないときに
 I will be back soon. って使う感じで、
 I will come back soon.は、ちょっとまだ先とか、
 離れたところから戻るときに使うような感じって
 話していたんだけれど、そんな感じであっている?」
 「うん。そう思う。言われてみれば、何となくそんな感じ。」
 とアンジェラ。
こんな感じの感覚でこれらの表現を使っている考えると、
 彼女が「普段は、 I will be back soon. を使うし、聞く。」
 と言ったわけが分かりますね。
 日常生活では「すぐに戻るよ。」と言う意味で使うことの方が
 圧倒的に多いでしょうから。
私はI will be back. で思い出すのは、
 ターミネーターですね、やっぱり。^^
 知らない人は映画を見てください。
 あれぞ、まさに「I will be back. 」
 映画で英語を覚えると、場面ごと覚えられるので、
 ニュアンスや状況も一緒に学べます。
 私が英語を話したいなら、映画を1本丸暗記すること、
 といつも言っているのは、こういう理由からです。
でも文法がわからない人、
英語の聞き取りが全然できない人は、
まだそれをするレベルではありません。
話を元に戻します。
上に書いた「will be back soon」と 「will come back soon」の違い。
 これは私たち3人の感覚です。
私たちの場合、知識で学んだというより、
 感覚で体得したという感じなので、説明が少し曖昧です。
 日常生活の中で、会話をしたり、映画を見たり、
 TVを見たりして、本を読んだりして、
 感覚的に身につけたということですね。
今度そういう微妙な違いの時は、
 どういう場面でその言葉を使うのか、
 その前後の会話を含めて先生に質問してみると
 よいのではないでしょうか?
今回はツィッターの質問で状況が
 あまりよく見えなかったので、
 I will be back soon. と I will come back soon.
 に置き換えて考えてみました。
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