絶対話せる!英会話

現実的な目標を立てよう。(#421)

この記事は4分で読めます

あけましておめでとうございます。

 

日本では、今年はまだお休みの方が多いと思いますが、

アメリカでは1月2日から何事もなかったかのように

仕事が始まります。

そのため、ここ南カリフォルニアでは

お正月気分というものは、味わえません。

 

さて今日は新年の第一回目なので、

現実的な目標を立てるということの大事さについて

書いてみようと思います。私はいつも、

「英語が使えるようになるかどうかは、

目標設定にかかっている」 と言っています。

 

英語を使えるようになるということは、

勉強し続けていれば、いつかはできるようになる

という程度の甘いものではないのですね。

それは学校で何年も英語を勉強している私たちなら、

とっくに知っていることだと思います。

 

ということで 、新年ですから、

今日はどうやって目標を立てるべきか

について書いてみようと思います。

 

私が思うに、とても大事なことは、

現実的な目標を立てる、ということだと思います。

と言いますのも、私は毎日、

たくさんの方からメールをいただくのですが、

そういう方たちの中で多くの方が

非現実的な目標設定をなさっていることに気づいたからです。

 

 English lesson

 

それはですね、目標として、

「映画のような日常会話ができることを目指す」

という人がとても多いのです。

 

でも初めにキッパリと言っておきますと、

それはとてつもなく高い目標です。

恐らく困らない程度に英語が使えるようになってから

(仕事にも問題がなく、海外で暮らしてみても

何不自由しないレベルに達してから)、

実際に英語圏で10年くらい暮らしているような人を、

はじめから目指すと言っているようなものだと思います。

ここを最初から目標として頑張ってもいいのですが、

大抵の人は、それが遠すぎてイヤになってしまうと思います。

 

また日常会話が、海外旅行で

困らない程度のことを指しているのなら、

それはそれほど難しくはないとは思いますが。

 

でも私が言いたいのは、日常会話という目標は、

漠然としすぎて、やたらと高すぎる

目標設定であるということです。

 

そして個人的な印象ではありますが、

英語をあまり勉強なさったことのない方が、

「日常英語会話ができることを目指す」 と

おっしゃる傾向があるような気がします。

英語を話す人たちのレベルの差が、

全然わからないから、

そこを目指すのかもしれません。

 

そういう初心者の方達から見ると、

どうにか英語を話し始めた人、

英語を困らない程度に話す人、

比較的流暢に話す人、

ネイティブ並みに話す人、

ネイティブ英語、こういういろいろなレベルの人たちの

差がわからないのだと思います。

 

とりあえずどのレベルの方も、英語を話します。

英語を実際に使う人から見ると、

人による英語力の差は明らかです。

「あぁ、この人の英語は、こういうところがすごい。」

と、客観的に判断もできます。

 

でも初心者の人にはそれがわからない。

とりあえず英語を話しているので、

困らない程度に話す人も、

それよりは少し語彙力のある人も、

発音がいいだけで中身がない英語を話す人も、

流暢に話す人も、皆同じに見えるのだと思います。

そして彼らはすでに日常会話をマスターしたのだと

思ってしまうのではないでしょうか。

 

でもそれは違います。英語を話せる人たちの間でも、

その英語力には大きな差があります。

それは知識だったり、社交性だったり、

もういろいろな要素が絡み合っています。

 

私はアメリカで会社員をしていて

英語しか使わない生活をしています。

そして一応世界ランキングにも入るような

大学 (UCLA) を優等生で卒業しました。

でもそういう私でも、日常会話が

ネイティブ並みなんて思ったことは、一度もありません。

恐らく通訳の方でも、

英語ネイティブスピーカー並みにはならないと思います。

 

ですから、初心者の方や、今英語を話せない人たちが、

どうして「映画のような日常会話 (=言い換えれば、

ネイティブスピーカー並みの英語力) を目指す」 なんて、

高い目標設定を最初からなさるのかが、いつも気になります。

 

hands of different colors

 

私は、自分の知り合いの人たちを見回しても、

日本国内で大人になるまで育って、

ネイティブ並みに英語が操れるようになった人を、

二人しか知りません。

英語が話せるようになった人たちは、

何百人も知っていますが、その中でたった二人です。

 

一人は、アメリカで、大統領選挙のキャンペーンの

ボランティアをやっているような彼女で、

アメリカ人相手に電話をかけまくっていました。

アメリカ人でもできなさそうなことを、彼女はできる人でした。

もう一人は、アメリカ在住20年以上の方です。

 

会話には、知識の広さ、物事の背景、言葉遣い、

いろいろなものが含まれます。

映画の中で出てくる会話は、

こういうものが前提にある世界なのですね。

英語ネイティブスピーカーなら備わっているものですが、

私たちには備わっていません。

 

そして、英語ネイティブでない人たちは、

どんなに英語を上手に話しているように見えても、

皆、自分の頭の中に入っている

英語のストックを使っているにすぎません。

自分の頭に最初から入っていないものは使えません。

 

自分の中に使えるパターンがいくつも入っていて、

それを使っているだけです。そしてその入っている量が、

その人のレベルによって違うだけです。

要は自分の中にある使える表現を使って、

会話を進めているだけです。

 

ですから、どんなに流暢に見える人であっても、

ネイティブスピーカーの英語との間には、

大きな隔たりがあるということを知っておいてください。

それは一生埋められるものではなく、

私たちみたいに、日本で大人になるまで育った人たちは、

どんなに頑張っても、英語のネイティブスピーカーと

同じように英語を使うことはできません。

限りなく近づくことはできるかもしれませんが。

 

ですから、英語をはじめたばかりの人が、

「ドラマで話されているような日常会話ができること

(ネイティブスピーカー並みの英語)を目指す」 ことは、

具体的で現実的な目標設定とは、少し違うと思います。

 

できる限りネイティブのように話すために

努力し続けることは大事ですが、

「私たちは一生ネイティブスピーカーにはなれない」、

ここを理解しておいた方がいいと思います。

それを知った上で、現実的な目標を

定めるべきだと思います。

 

ネイティブと同じように日常会話ができること、

映画のような会話が自然にできるようになることが、

本当に最初から目指すレベルなのか、

そこを一度しっかりと考えてみてください。

 

この記事は続きになっています。

 

421. 現実的な目標を立てよう。(↑ この記事です。)

422. シンプルな英語をまずは目指そう。

423.目標がないと、英語はなかなかモノにならない。

 

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