絶対話せる!英会話

299. 言っても大丈夫な 「You must」表現。

この記事は4分で読めます

今日は、『You must ~.』を使った
口語表現について書いてみます。

「Vol.296」の記事の中で、
『You must ~.』は強い表現なので、
人に向かって言うときは注意が必要と書きました。

でも実は、日常生活でよく使われる
『You must』 表現もあるのでした。

こちらは「must」について4日目の記事になります。
下の記事を読んでいない方は、先にそちらをどうぞ。

(1) 「しなきゃ」は、[must]  or  [have to]? 
(2)  Must-buy って何?
(3) 「must」 と 「have to」 の違い。
(4)  言っても大丈夫な 「You must」表現。
(この記事です。)

さて、使うのに注意が必要な『You must ~.』
でもこれから紹介するのは、
決して強い表現ではありません。

日本の文法書では、「推定」や「勧誘」 と
言われているものたちです。

◆ 代表的なのは、日本の人もよく知っている
「冗談でしょ。」 のフレーズ。
相手が言ったことに対して、「え?それ、冗談だよね。」

☆ You must be kidding!

大人も子供も使う表現です。

日本の学校では、『must』 の意味として、
「~しなければならない」 と
「~に違いない」 を教わりますね。
これはその二つ目の方です。

「冗談を言っているに違いない」→「冗談でしょ。」

◆ あとは相手を思いやるときに言うこんなセリフ。
友達が「最近、よく眠れない。」と言っています。
いろいろと忙しすぎるようです。
「疲れているんだよ。」と一言、友達へ言ってみましょう。

中学校レベルの文法と単語で言い表すことができるので、
何て言うか少し考えてみてください。

 

↓↓↓

 

それは、

☆ You must be tired.

簡単ですね。

またこんな場面でも使えます。
友達がニューヨークから、東京のあなたの家へ
遊びにやって来ました。ニューヨークから、
東京へは、かなりの長旅です。

友達へ向かって「疲れたでしょ。」と言ってみます。
これも、

☆ You must be tired.

日本へ出張で来る外国の人がいたら、
こう言ってあげるといいですね。

そして「If you need anything, just let me know.」
などを付け加えれば、パーフェクト。
こう言ってあげると、日本人の好感度も
アップしますので、こういう場面がありましたら、
ぜひ言ってあげてください。^^

さて、『You must be tired.』は、
これも一昨日、昨日と話したように、
話し手の確信から出てきた言葉です。

上にも書きましたが、日本の文法書では、
『must』 は、「~しなければならない」 と
「~に違いない」 という意味を教わると思います。

「~しなければならない」 と 「~に違いない」は、
日本語では全く違う意味に聞こえます。でも実は、
どちらも、話し手の確信の度合いが強い
という点では、同じなのです。

● 最初の『You must be kidding!』 では、
「あなたは冗談を言っているんですよね」
=「冗談を言っているに違いない」と
【話し手は信じている】。

●『You must be tired.』 では、
「お疲れでしょう。疲れているのよ。」
=「疲れているに違いない」と
【話し手は確信している】。

つまり、【話し手がそれ以外にあり得ない】
と思っているのが、これらの表現です。

おとといの記事の

●『You must clean your room.』 や、

●『I must clean my room.』 なら、

「あなた/私は、部屋をきれいにしないといけない」
と、【話し手は信じている、それ以外にあり得ない、
と思っている】わけです。

だから、相手に対しても、自分自身に対しても、
「話し手から見た義務のようなもの」を感じます。

● 『I must buy a car.』 や 『I must study.』 や
『I must get up at five.』 でも、話している本人が、
そうする義務や必要性を感じているから
(それを確信しているから)、
『must』 を使っているのです。これは意思です。

299.musttry

同様に、以下のような勧誘でも、
「話し手の確信や意思」を感じることができます。

◆「これ美味しいから。絶対に食べてみるべきだって。」
や 「また遊びに来てね。」 など。

それぞれ、

☆ You must try this.

☆ You must come and visit us again.

これらは、強制ではなく、勧誘表現です。

でもコアの意味は、やっぱり
話し手の確信の度合いが強いこと。
「あなたはこれを食べるべき」ということ、
「あなたは私たちに会いに来るべき」
であることを、話し手は強く思っています。

それで、勧誘するような表現になるのでした。
(Vol.297) の記事の中の
『must-buy』 や 『must-have』 に近い感じですね。

◆ でも実際に私の日常会話の中で、
「オススメ!」は、どう言われることが多いかと言うと、
should』 を使った表現ですね。

私の前に座っている同僚も、「やってみたら?」は、

☆ You should do that.

☆ You should try this.

と、私に向かって言います。
『should』 を使ったこちらの方が、
「オススメよー。」「試してみたら?」
という軽い感じです。
『You must try this.』 と、同僚に何かを
勧められたことは今のところないですね。

きっとそれほど強くオススメするほどのものが、
まだないのかもしれません。
子供には時々、言われますけれどね。^^;

私が同僚に言われる「オススメ」は、
普通に「~したら?してみたら?」のような
軽い提案やアドバイスみたいなものです。
たとえ同じものを勧めるにしても、
相手がどう言うかは、
話し手の「どう言いたいかの感覚」次第です。

こういう風に、助動詞は、動詞にニュアンスを
加えるものなのですね。実際に話す人の
「そのことに対しての意思や考え方」によって、
使う言葉が変わってきます。

日本人だって、人によって言葉遣いは違いますしね。
日本語でも「やってみたら?」一つをとっても、
言い方によって、その裏側にはいろいろな
ニュアンスが含まれると思います。

たとえば、「絶対やってみた方がいいって
(とあなたが信じている)」 場合もあれば、
「(状況から判断して)やってみた方がいいでしょう。」
と思っている場合もあるでしょう。

あるいは軽い感じで「やってみたら?」と
単に提案することもあるでしょうし、
「もしやりたかったら、やってみるのも
悪くないんじゃない?」というときもあるでしょう。

こういうニュアンスの違いを表してくれる
(時には意味を変えてくれる)のが、助動詞です。

でも、助動詞はいくつもありますし、
言い表し方もたくさんあります。
なので、まずは文法書などで大きな意味を把握して、
細かいところはいろいろな例を見て、
段々とその感覚を得ていくといいと思います。
知識に、感覚を肉付けしていくような感じですね。

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