絶対話せる!英会話

世界中で、空気が読める人になろう。(#34)

この記事は4分で読めます

先日の記事

英語を話すときは、頭を切り替えてみよう
に引き続き、
今日は英語を話す際に

知っておいた方がいいこと、
その第二段として

「日本と西洋の文化の違い」
について書いてみます。

 

「日本と西洋の文化の違い」
これを分かりやすく説明するために、
ちょっと日本のロケーションや

歴史を考えてみましょう。

 

日本は言うまでもなく島国です。
外国へ行くためには、

海を越えないとなりません。
ただでさえ外国を遠くに感じる環境なのに、
150年ほど前までは、徳川家の一存で
何と300年近くも国境を閉ざしていました。
(出島があったでしょ、という話は無しにして。^^)

 

ま、とにかくそんなに長期に渡って鎖国をしてきたので、
一般の人が外国の文化に接する機会はほとんどなく、
長い間、外国からの影響を受けませんでした。

 

これは世界的に見ると、

結構珍しいケースで、
日本はこの間独自の文化と伝統を

発展させてきたわけです。
つまり日本人は、一つの文化を

守ってきた国と言えると思います。
多少、交流があったとしても、

ほとんどの人が同じ民族、あるいは
似た文化を持つアジアからの移民で成り立っています。

 

ですので日本という国は、

非常に似た感覚の人が多い国なのです。
こういう社会の中では、

暗黙の了解が成り立ちます。
そして「あ・うんの呼吸」のようなものも

生まれました。

 

さて、これらを踏まえて、

人類学の話へ移ります。
今からお話することは、私がカレッジ時代に、
人類学101(入門クラス)で教わったことです。
難しくないので、ついてきてくださいね。^^

 

人類学では、コンテクスト (context)

という考え方があります。
これは、その社会の人達が、

どれくらい同じような文化を
持っているかどうかを表す言葉です。

 

たとえば日本という国では、
どれくらい皆が同じような

文化や感覚を持っているのか、
同様にアメリカという国では、
どの程度、皆が似たような経験をしてきたのか、
どれくらい国民が共通感覚を持っているのか、
そういうことを表す指標みたいな

言葉だと思ってください。
数値ではありませんけれど、

ま、目安みたいなものです。

そしてこれは、high か low かで表されます。
日本のように、

ほぼ同じ民族で成り立っている国は、
ハイ・コンテクスト文化の国と呼ばれます。
似た感覚の人がとても多い国ということですね。

とにかく人類学の教科書の中で、

日本は、世界の中でも
圧倒的なハイ・コンテクスト文化

(high context culture) を持つ国の一つ

として紹介されていました。

 

ハイ・コンテクスト文化を持つ国では、
その社会の中で、皆が同じ言語を話し、

同じ伝統や歴史を持ち、
似たような感覚を共有しています。
まさに日本ですね。

 

ハイ・コンテクスト文化を持つ国は、

日本の他には、
韓国、中国、タイ、ギリシャ、アラブ諸国など。
こういう国々では、皆が似たような
考え方や文化や感覚を持っているので、
会話のときにわざわざ全部を

説明する必要はありません。

 

日本人はこういう環境の中で育っているので、
人にどうしてそう思うか、

その根拠は何か、ということを
いちいち説明しなくてもすむ社会なわけですね。
「空気を読む」とか「あ・うん」の呼吸が、
まさにその代表的な感覚だと思います。

 

ところが、海外へ行ったり、海外の人と話すと、
この日本人感覚は、まったく通じません
なぜなら英語をメインで話す代表的な国々
(アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなど)は、
日本とは対照的にロー・コンテクスト

(Low Context)文化 社会だからです。

 

世界中から集まった人が、同じ場所で
一つの社会を形成しています。
もちろん価値観も、文化も、伝統も、歴史も、
時には言葉までも、ばらばらです。
こういう社会では、

話をするときにきちんと説明し合い、
皆がどうにかお互いに理解し合おうとします。
そうしないと物事が進みませんから。

なのでそこへ至った考え、アイディア、根拠などを
一つ一つ説明する文化が出来上がっているのです。

 

そのため、私たちは、英語で話をするときには、
先日お伝えしたように、
「意見を言う」+「どうしてそう思うか」をワンセットとして、
話すようにしないとならないのです。

 

日本人感覚からすると面倒だな、

と思うかもしれませんが、
世界へ出たら、日本人の方が

特殊な人たちなのです。
私たちは、そこら辺を自分たちで

自覚しないとなりません。

 

最初は慣れないのは仕方がないことです。
何せ長年培われた文化による影響を受けていますから。
でも英語を外国の人と話すときに、

普段から気を付けるようにすると、
段々とその感覚が分かってきます。
そして言葉によって、

その感覚の使い分けもできるようになります。
そうすると、世界中で空気が読める人になれるわけです。^^

 

英語はただ勉強するだけではなく、
こういう周りの文化や環境も考えながら学んでいくと、
それまで見えなかった世界が見えてくるようになります。
そうすることにより、少しずつ
英語での行動パターンや会話パターンが理解でき、
コミュニケーションがスムースになっていきます。

 

言葉は、それぞれの文化や伝統に支えられていて、
生きているものです。
勉強として捉えるとつまらないものですが、
相手を理解しようとして学ぶと、
相手の文化に合わせた話し方も自然に身についていきます。

 

そのためには、自分たちの文化と相手の文化が
どのように違っているのか、客観的に見つめることも、
大事な語学学習の一歩になります。

 

[1] 英語を話すときは、頭を切り替えてみよう。(前回の記事)
[2] 世界中で、空気が読める人になろう。(この記事)
[3] ユーザーフレンドリーな言語は、英語か日本語か?

 

 

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