絶対話せる!英会話

So far, so good.

この記事は4分で読めます

一昨日の夜、Peer Advising Network(PAN)でお世話になっているMariamに会った。前にも説明したと思うのだが、これは新しく学校へ入った学生(新入生、編入生)に学生生活を有意義に過ごしてもらおうという趣旨のプログラムである。編入前の夏休みにお知らせが届いたので、何かな?と思ってアクセスしてみたところ、申し込みフォームにたどりついた。私はすぐに申し込んだので、すんなりと入れたのだが、実は今ではウェイトリストがあるらしい。

これは右も左も分からない新入生(編入生)にとって、とてもありがたいプログラムである。私のPeer AdvisorとなってくれているMariamはPsychology専攻の4年生だ。彼女もトランスファー学生だったため、セメスター制からクォーター制への移行に伴う自己調整の大変さをよく分かってくれている。とにかく今クォーターは調整期間と考えて、あまりいろいろな活動に欲を出しすぎないほうがいいと言われている。週2で働いていることと、更にもう一つ今仕事を探していること、通学時間を考えると、今学期はクラブ活動やボランティアなどは見送った方がいい、と言われているのだ。そして私もそう思っている。16週間あるセメスター制と違い、クォーター制では一度リーディングなどが遅れてしまうと、追いつくのが大変だ。そうこうしている内にレポート提出なども重なってくる。後でやろう、という態度では、クォーター制ではいい成績を保つのは難しいだろう。

さてMariamからは今回、来学期のクラス登録に関することをいろいろと教えてもらった。先月29日に冬学期の本決まりのスケジュールが発表され、今週の水曜日にはいつから自分が登録できるのかがチェックできるようになった。私はこまめに何でもチェックするのでこういう情報を見逃すことはあまりないが、新入生の間では、各個人の授業登録日が既に知らされたことを知らない学生などもいるだろう。何せ大学では自分で調べないと誰も何も教えてくれないのだから。

私はこのプログラムに参加しているせいかどうかは分からないが、早めのPriority期間が与えられ、その後に1st Pass、そして2nd Passとなっていた。その登録日一覧をMariamに見せた。Mariamに教えてもらうまで知らなかったことは、Priority期間で最大の10ユニットまで登録した後(つまり大抵は2クラスまで)は、First Pass期間中もう登録ができないということ。Priority期間中に登録した授業をドロップしてもう1クラス分登録できる余裕を作った場合のみ、First Passのときに登録しなおすことができるらしい。そして全体の学生数の中でも、Priorityを利用できる学生数の枠がある場合があるので、Priorityのときに登録できなかった授業でも、First Passのときには空きがあったりする場合があるので注意すること、と教えてもらった。こういうことはしっかりと誰かに教えてもらわないと知らないものだ。

その他Mariamにされたアドバイスは、授業登録の前に絶対にカウンセラーに会いに行くということ。また駐車場から教室までの距離が遠いとぼやいたところ、一度駐車場を管理しているオフィスに行き、足が痛いから近いところに変えてほしいと交渉してみてはどうか、と言われた。Mariamは交渉の手段としてそういう話を出したのだが、実は私、本当に足が痛くなることがあるのだ。以前足の裏を手術したことがあるのだが、その部分が底の薄い靴で長い間歩くと痛くなってきてしまうのだ。そして先日はびっこを引きながら駐車場まで帰ったのだった。その話をMariamにしたところ、それなら尚更事務所へ行って交渉してこなきゃ、と言われた。

ここでちょっとPriorityについて説明。Priority期間があるということは、学生にとってとても有利なことなのだ。授業を希望通りに取っていくことができるかどうかは、実は卒業時期をも左右する場合がある。なのでPriority期間を自動的にもらえるプログラムに参加した方がいいのは当たり前。主なものでは、AAP(APPだったかな?家族のメンバーの中で大学に入るのが初めての人や金銭的に困っている人たち、つまり大学に入るということが、他の学生と比べて準備ができていないと判断される人たちが入れるプログラム。)かHonors Programなどがある。私はTransferのときにHonors Programに申し込みをしなかったので、今学期は入っていないが、話を聞いたところ今学期の成績が3.5以上なら冬学期から参加できるらしい。しかしHonors Programに入ると、他に取らなければいけないクラスが増えるのも確かなのだ。するとMariamが言うことには(彼女もHonors に入っている)、「Advantageだけ使えばいいのよ。」つまりHonors Programに参加していれば常にPriority期間はもらえる、そしてHonors Programで指定されている科目を卒業までに全部取らなかったとしてもそれはそれ、と言うのだ。うーむ、それは気がつかなかったな…。さすがちゃっかりもののアメリカ人。

などなどいろいろとお役立ち情報をMariamは教えてくれ、困ったことがあったらいつでも相談してきていい、と言ってくれる。こういう人がいるのといないので、学生生活を最初の段階から全てを満喫するという意味では、とても大事だ。もちろんMariamはこのプログラムのAdvisorになっているので、そのことによってもPrirority期間をもらっている。双方にとってお得なように作られた実にいいシステムである。まさにWin-win situation。さすがアメリカ。

さて私はとりあえず来学期登録したいクラスの時間割を全て調べた。もちろんファイナル試験の時間帯が重ならないこともチェック済み。これを元に来週の火曜日の最後のMidterm試験が終わったら、カウンセラーに会いに行こうと思う。自分ひとりで全てが分かったつもりでいるのは、アメリカの大学生活では大いに危険だ。知らない情報、見逃している情報、勘違いしていることが後で分かったので、泣くにも泣けない。

既に終了した2科目のテスト結果はどうだったのかまだ分からないのだが、Historyのエッセイは返却されてきた。結果は「Aマイナス」(92点となるらしい)。クラス平均が「Bマイナス」らしいので、まあまあだろう。試験もちょっとケアレスミスをしてしまったのだが(毎度のこと)、特に難しいといった感じではなかった。段々と授業のペースも掴め、どうやって勉強していくか、限られた自分の時間を使うかなどが分かってきた。そして少し落ち着いてきた。来週末からは少しは外に出ようと思っている。とりあえずGetty Museum にEdward Westonの写真展でも見に行くつもりだ。

クラスメートともよく喋るようになり、クォーター制へも少しずつ慣れてきて、さらに分からないことはMariamが教えてくれたり、アドバイスをくれる。まだ5週間だが、いまのところいい感じで新しい学生生活は進んでいっていると思う。

さ、目の前の現実に戻って、Historyの試験勉強をしないと。(これはエッセイ試験で既にお題目が4つほど渡されているので、あらかじめ何を書くか考えていかないとならない。)エッセイを書こうにも、実は試験範囲のテキスト、まだまだ全然読み終わっていないのだった。今日は新しい本を1.5cmほど読まなくてはならない。(全部で5冊あるので)

とりあえず今までは順調だと思う。来週試験の後からはまた違った感じで頑張れるだろう。
しかし今は目の前のことを片付けないと。

あわせて読みたい

  1. 大失敗。

    2008年6月4日14:18

  2. ファイナル週間突入。

    2006年6月4日0:00

  3. 残念な話。

    2008年10月22日13:16

英会話のスマホアプリ、作りました。

「絶対話せる!英会話」無料アプリ ★アメリカ生活の中で、実際に使われている英語表現をお届けしている無料スマホアプリです。11回目以降の音声は、このウェブサイトにて無料で聞くことができます。 こちらからどうぞ。

YouTube – 英語・発音・アメリカ生活

これをしないとあなたは英語が話せない

応援、ありがとうございます。

RETURN TOP
error: Content is protected !!