絶対話せる!英会話

Career Week。

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今週は私の学校では、キャリアウィーク。キャリアセンター主催のイベントやらセミナーなどが開かれている。いろいろな分野の専門家の話を聞いたり、実際に会社がやってきてハイヤリングや会社紹介などもしている。私は火曜日にNPOのキャリアフェアへ参加し、Idealist(NPOの仕事紹介、ネットワーク作りの恐らく全米最大と思われる会社)主催のセミナーにも参加してきた。

そして今日は私がマイナーを申し込もうと思っているスクールの紹介セミナーに参加してきた。現役の大学院生、教授などがパネリストとして参加し、どうしてそのメジャーだったのか、そこで何を学んでいるか、将来はどのような方向に進むのか、などを話してくれた。

現役の大学院生が語っていたことから感じたことは、これこそ私がやりたいことだった、という彼女達の熱い思い。実はその熱い内容で、私は、はは、つい泣きそうになってしまったほど。そして彼女達(なぜか全員女性だった。)はPassionがあれば、と何度も口にした。確かに自分が勉強すれば間違いなく人様には役に立つことができる知識である。それゆえに彼女達が情熱に燃えて勉強をしていることは、話を聞いていて十二分に伝わってきた。

そして実は私。私もこの分野に進みたいと考えているのだった。考え始めたのは去年の暮れ頃からだった。トランスファーの後、今のメジャーだけでは何も人様の役には立てない、経済やその国の研究をするだけでは一握りの頭のいい人たちはその知識を役立てることができるだろうが、私はそれほど頭がよくない、私には何か学問的な知識ではなく、何か他の実際的な知識と技術が必要だ、と思ったのだった。それから興味があることを書き出し、自分の適性を考え、大学院の情報を集め、実際に何を学ぶかについて授業をチェックし、最終的に私が進むのはこの分野だろう、という考えに至ったのだった。

そして私の学校にはこの分野でUndergraduateでもマイナーがあることが分かり(メジャーはGraduateのみ。)今年の夏に応募してみることにした。実際に学んでみると、自分の適性がもっと分かると思い、夏には2つ授業を取ってみることにした。通常はそのマイナーの人しか取れない授業なのだが、夏セッションだけはrequirementがなくなるので自由に授業が登録できるのだった。

実は先日そのDepartmentへ行き、話を聞いていた。そしてそこで厳しい現実を知らされた。何とそのマイナーへの倍率は4倍。先日簡単にマイナーに加えることができたGeography/ Environmental Studiesとは大きな違い。スポットは21人しかないのにも関わらず、毎年応募者の数が増えてきているらしい。去年は80人の志願者だったため、4倍となった。この数字は、はっきり言ってこの学校へ入るよりも遥かに高い倍率である。かなり狭き門なのにも関わらず、選考方法はGPA(成績)とたった1枚のエッセイのみ。

しかも今日聞いた話だと、メディカルスクールへ進む人がマイナーとして志願してくることが多いのが最近の傾向らしい。実際今日のセミナーに来ていた人達も3分の1くらいの人はメディカルスクールへ進むことにしているらしい。「それって、メチャメチャ成績のいい人たちの集まりじゃん。」と、私は軽くショックを受けた。以前、Biogeographyの教授が前の授業の内容について生徒へ質問して、答えられる人がいると、「こういう学生がメディカルスクールやロースクールへ行くんだよ。」とよく笑いながら言っていた。もちろん冗談ではあるが、この二分野へ進む学生の成績がいいのは本当だろう。

片や私、トランスファー後の成績は全くよくない。GPAはちょうど3.6。ま、今更過去の成績をぼやいても仕方がない。しかし、今学期の成績の発表後からちょうど1ヶ月間が願書提出時期となる。ということは今学期、ちょっとでもいい成績を取ることが、少しでも合格率を上げるということになる。(いや実際データはないらしいので、どの程度の成績で合格なのかは知らないが、メディカルスクールを目指している人よりは私の方が成績は悪いのは間違いがないだろう。)そしてたった1枚のエッセイ。マイナーなので、どこの学部の学生でも応募できるし、専攻は選考基準とはならないと聞いた。なので3ヶ月あるので、じっくりと考え、最高のエッセイを仕上げたい。

先日とある学生へコンタクトしてみたところ、彼女もこのマイナーらしいことが判明。しかもメジャーは私と同じ。ということは少しは私にも明るい希望があるということか。

それにしても今日のパネルディスカッションはためになった。そして久しぶりにこれほど熱い方々にお会いした。Passionと何度も言っていたのは、本当にそれこそが彼女達の行動の基本にあるからだろう。こうやってやりたいことをやっていける人たちは幸せな人たちだ。しかもそれが世の中の役に立つのだから、きっと彼女達にとっては、やりがいだらけに違いない。

さ、私も将来に向けて(一体何歳まで生きる人生設計なのだか、という話は置いておいて)、今学期の成績が少なからず今後に影響するということが分かった今、今度こそは後悔のないように勉強することにしよう。4科目(しかもなぜかリーディングが多いクラスばかり)でどこまでいい成績が取れるかは全く分からないが、できる限りで頑張ろう。久しぶりにしっかりと勉強する気持ちになった。やはり目標があると、意識は大分違うものだ。

キャリアウィーク、私にはいろいろな意味でとてもためになった。

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